先日、支出の見直しとしてついにがん保険の解約を実行しました。
現時点でそれなりの預金があれば不要ではないかと以前から考えていたのですが、ずるずると先延ばしになっていたものです。
その、がん保険の掛け金が2,000円強でしたので、思えば結構な支出額でした。
この費用が浮いたのですが、放っておくと何となく何かに使って消えていくように思えます。
そこで、これまた先延ばしにしていた「確定拠出年金」の拠出額の増額を実行することにしました。
私は元々企業型の確定拠出年金からスタートしました。
当時は強制的に加入させられましたので、訳も分からず運用を開始した記憶があります。
とにかく周りの同僚も制度が判らない状況でしたので皆が手探りで運用商品の選定や拠出割合の設定をとにかく期限内に終わらせることだけが目的のようになっていました。
企業型でしたので、掛け金は会社が負担します。私の場合月に約8,000円だったと記憶しています。それ以降の何年かはとりあえず手続きが出来たことで燃え尽きてしまい、そのまま放置していました。
その後その会社を早期退職することになりました。
その際に確定拠出年金を企業型から個人型に移管しなければならなくなり、そこで漸くこの制度について勉強し今に至ります。
そのうえ、移管期限の6ヶ月目に再就職先が決まったので、移管手続きにドタバタする羽目にもなりました。(それはそれで良い勉強になったのですが)
で、移管した当時はとにかく移管手続きにてんやわんやで、(何しろ再就職した会社で確定拠出年金を運用するのは私が初めてでした。)会社側に制度の説明や企業登録のお願いすることで精いっぱい。拠出額はあまり考えず「えいやっ!」と決めてしまいました。
簡単に言うと前の会社で8,000円だったので同額でよいかと。。。
その後個人型の場合、掛け金全額が税金の所得控除の対象になると気づき、一度増額しています。ただ、その際も拠出額の上限がよく分からずとりあえず2万円ぐらいで良いかと考えてざっくりとした手続きにしてしまいました。
で、最近再就職のドタバタも落ち着いて余裕が出来てきたこともあり改めて拠出額の上限はどのくらいかと確認しました。
私のように厚生年金加入者の場合「2万3千円」が上限です。ということは、あと3,000円上乗せが可能です。
12月からはがん保険の解約で2,000円ほど月の出費が抑えられました。あと1,000円上乗せで上限に達します。これなら何とか捻出できそうです。
そこで、遅ればせながら最大限所得税控除の恩恵を受けられるように上限いっぱいまで増額することにしました。
早速手続きをしようと私が運用をお願いしているSBI証券(正確にはSBIベネフィットシステムですが)のホームページにアクセス。
掛け金の変更は、一般の投資信託のようにインターネットで簡単に手続きできるだろうと考えてのことです。
しかし、年金は甘くありません。掛け金をどの商品で運用するかの手続き(運用指図といいます)はインターネットで簡単に手続きが可能です。
ですが、拠出金額(掛け金)の変更は書面での手続きが必要とのこと。
私は以前、一度増額をしたことがありますので、その時も同じように手続きしたはずですが、いろいろ大変な時期だったこともあり完全に失念していました。
で、結局すぐにでも増額しようとしたものの、その日は書類の請求だけで終了してしまいました。
いきなり出鼻をくじかた格好ですがここであきらめるわけにはいきません。少しでも早く手続きができるよう気合を入れて書類の到着を待っているところです。
「書類が届き次第速攻で手続きをしてやるぞ」
まあ、金額を記入してハンコを押し、返送するだけですけどね。
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