私が転職して今働いている会社では、新しく社員を採用する場合、いきなり正社員での採用はほとんどありません。
私の場合は管理職が必要ということで運よく正社員として採用いただけましたが、まれなケースです。
通常は“派遣社員”として雇用し、戦力となるかどうかを見極めつつ、継続じて働いてもらおうと考えれば、まずは“契約社員”になり、その後何年か実績を積んでようやく“正社員”として雇用されます。
当然、雇用形態により昇給や、ボーナスの額など待遇にも差があります。
そういった感じで正社員へたどり着くまで結構な期間と頑張りが必要になります。
そんな矢先、どうしても工程管理ができる人材が必要という事で、私が正社員と採用されて以来久しぶりに正社員を採用し転職してきた人材がいました。
当然、会社としては彼に大いに期待していました。
ところが、わずか1か月で辞めるという結末。驚きです。
私もそうでしたが転職後しばらくは右も左も判らない状態ですので精神的にキツイものがあります。その間は我慢我慢。。。やはり慣れるまで半年はかかるのではないでしょうか。
ところがその人は半月ほどで見切りを付けたようです。
正社員としての採用をあっさりと手放したのには本当に驚きました。
直接本人に退職の理由を聞いたわけではありませんが、配属された職場の仕事が気に入らなかったようです。
人それぞれだとは思いますが、会社には正社員になりたくてもまだ、なることが出来ない“契約社員”や“派遣社員”の立場の人が沢山います。
彼らからするとうらやましい（職場によっては羨ましくないところもあるようですが）正社員採用なのに。。。彼らのモチベーションが下がらないか気にかかります。
本当に人を採用するのって難しい。“正社員”ってあまり魅力がないのかなと。。。
正規雇用という会社が求人に使える武器が通用しなかった。そんな一件でした。
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