配偶者控除を使った働きやすさの見直し案。。。私は歓迎です

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今日の日経新聞に配偶者控除の見直しについて記事が載っていました。

以下日経新聞の記事抜粋です。

政府・与党はパート主婦が年収103万円を超えても働きやすくするために減税枠を拡大する検討に入った。年収103万円以下の専業主婦世帯を対象にする配偶者控除の減税の仕組みは変えず、年収103万円を超えたパート主婦世帯に適用している配偶者特別控除の減税枠を拡大する。2017年度税制改正での実現を目指す。

元々は103万円の壁を撤廃(控除を廃止)し、税制の優遇をなくすことで女性の社会進出を図ろうとしていたと思うのですが、この記事によると方針の変更も視野に入れているようです。

配偶者についての控除は103万円までなら38万円が所得控除される配偶者控除と103万円を超えてもいきなり控除額が無くならず、段階的に控除額が減っていく配偶者特別控除が有ります


今回見直し案が出ているのはこの配偶者特別控除を見直し、年収が103万円を超えても段階的に控除額を減らさず、配偶者控除と同じように満額(38万円)を所得控除出来るようにしようという案らしいです。

折しも我が家もちょうど年末を迎え、103万円の壁に直面していました。
妻はパートで働いているのですが、人手不足も有り予定よりも働く時間が長くなっていました。
私の年末調整を控えて収入を確認したところ、今年は1ヶ月余りを残して50時間ほど働くと103万円を超えることが判明。

1日5時間ほどの勤務ですのであと10日ほどしか働けないことになります。
あと10日しか働けないというのは特に問題はありません。(むしろ今までがんばった分ゆっくりしてもらえば良いかと思っています)

しかし、同じ職場で働いている方々も同様に103万円の壁がありますので、勤務時間に制限があるようです。
そうすると、ただでさえ人手が少ない職場がさらに大変なことになります。

こういった問題を解決するにはやはり「配偶者控除」制度を見直さざるをえないとは思います。
しかし、従来の制度廃止という方向では我が家ではきついなと感じていました。
出来れば103万円の控除枠をもっと上げてもらえれば、もう少し自由に働けるのに。。。

今回、その方向で見直すこともありえるということなので、この方針はありがたいと思います。
税収が減ってしまうとの意見もあるかと思いますが、現状の人手不足を解消するのであれば、まずは103万円を超えても控除はなくならないという方が即効性があると思います。

収入が増えれば、その分消費が増えてそこで税収が見込める可能性もありますし。
配偶者控除制度の見直しについては賛成・反対と色々な意見があると思います。
しかし、今回のように廃止ありきではなく緩和も選択肢に入れて議論してもらうのは良いことだと個人的には感じます。(我が家の場合は妻がパート勤務でメリットが享受できるという立場だから。。。と言うのは重々承知ではありますが。) 

最終的にどうなるのか。興味深いです。 

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