私は50歳手前で早期退職・転職を経験しました。
早期退職に応募するのは結構勇気が必要です。
最終的には自分が判断することになるのですが、やはり相談できる相手が必要です。
家族に相談するのはもちろんですが、やはり専門家の意見 も欲しいところです。
私の場合は会社が用意した転職支援会社でした。
早期退職を募集する際に先に相談できるよう、転職支援会社の相談窓口が設けられました。
予約は必要ですが1時間ほど面談が出来ます。
転職支援会社は会社が契約しているので会社側にとって都合の良いことしか言わないのでは?という不安もありましたが、少しでも判断材料がほしいと思い予約。。。
そこで聞いた話はかなり参考になりました。
一番印象に残ったのは次のやり取りです。
私・・・「この年でマネージメント経験のない自分のような人間が転職できるのでしょうか?」
担当者・・・「転職は必ずできます。ただし、覚悟は必要です。」
私・・・「覚悟。。。」
担当者・・・「転職するにあたって当然色々な条件を考えると思います。その条件が5個あるとしたら2個は妥協する必要があります。その覚悟があれば転職は絶対に出来ます。」
私の場合は条件として考えたのは
①収入
②年間休日日数
③通勤時間
④ 職種
⑤安定性
というところです。
再就職では①と②は妥協しました。③と④はほぼ希望どおりでした。
⑤については、このご時世確実な会社はまれなのではないかと思います。
結果として2個妥協することになりました。アドバイス通りです。
ということで、この年代での転職はどのくらい妥協できるのか?妥協してでもその会社にはいたくないのか?ということが重要な判断材料だと思います。
今と同じ条件にこだわるというのなら、その会社に残ったほうが良いと思います。
とはいえ、基本的スタンスは「会社に残る」です。
それが一番後悔する可能性が低い選択だと今も思っています。
今、選択を迫られている方はその点じっくり考えていただきたいと思います。
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