求人情報の見落とし。。。交代勤務いろいろ

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早期退職・転職を経験し図らずも業界の異なる会社を経験することになりました。
私は一般職としての採用でしたので基本的に昼間働くという勤務形態です。

ただ、職場の大部分の方が製造ラインで働いています。
職場によって昼間のみの勤務と交代勤務の職場に別れます。
この交代勤務ですが、転職してみて色々な形態があることがわかりました。

製造職で転職を考えておられる方は参考になるかもしれませんので簡単に書いてみたいと思います。

①3交代制
24時間稼働ですが3班に分かれて勤務する形態です。(日勤・夜勤・深夜勤というイメージ)
基本は8時間勤務で1日まわします。休憩時間が入りますので一部かぶる時間が出来ますがその時間を利用して引き継ぎを行うため、残業等をしなくても連続稼働が可能です。

②2交代制
これは2種類あるようです。
a)3交代制と同じ形態で深夜の勤務がないもの(日勤・夜勤のみで深夜勤はなし)
b)日勤と夜勤の2班体制で24時間稼働させるもの

この勤務方法で班を増やして(4班3交代とか3班2交代とか)土日も稼働する方法もあります。

私が前に勤務していた会社では3交代制がとられてました。ですので、従業員は定時間での勤務で、いそがしい時のみ残業という感じでした。

今の職場では3班編成で1日2交代勤務(24時間稼働)となっています。
“4日間日勤-2日間休み-4日間夜勤”
これの繰り返しです。
これだけ見るときついようには感じませんが、製造ラインは24時間稼働しています。

1日の所定勤務時間は8時間です。2交代で単純計算すると16時間。。。
8時間足りません。どうしているかというと、残業での対応です。
大企業なら従業員に余裕があり、交代で残業ということも出来るのでしょうが、中小企業ではギリギリの人員で回しています。
結果ほぼ毎日4時間残業(12時間勤務)ということになります。

私も入社前に製造部門は交代勤務ということを知っていましたが、前の会社と同じように3交代だと思っていました。
しかし実際には2交代で12時間勤務。。。
ただ、いわゆる”ブラック”ではありません。班内でやりくりして交代で早く帰ることも出来ますし、有給休暇も比較的取りやすい環境を整えてくれています。
もちろん残業手当や深夜勤務手当などは出ますので、管理職で残業代が付かない私より給料の支給額は多いでしょう。
このやり方がこの会社では普通。
ですが体力的には結構きついと思います。

このように、自分がいた会社の勤務形態が社会の常識ではありません。
求人で「交代勤務」と書いてあるだけでは自分の思っている交代勤務では無いかもしれません。
勤め始めてから「あれっ」ってならないように気をつけていただきたいと思います。 
転職・再就職する場合にはこの辺りを見落としがちになりそうです。自分の思っている働き方かどうかよく確認したほうが良いと思います。

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