大企業の看板でもそれなりに格差はあるという話

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今日は少し趣向を変えて、グループ企業の中での人事について書いてみたいと思います。
大きな会社ですと会社は一つではなくグループを形成しています。

例えば今話題の三菱自動車の場合、三菱グループの中の企業ということになります。
(日産の出資を受けることになりますので今後三菱グループと言っていいのかは判りませんが)
三菱のような旧財閥系のグループは本当に大きく事業も多岐に渡っています。
ということは、好調な事業もあれば「赤字垂れ流し」という事業も存在します。
 


以前であれば、赤字の事業があってもグループ全体で支えるという機能がありました。
三菱自動車も以前のリコール隠しの際は三菱グループが経営を支えてくれました。
というように、これまでは大企業のグループに属していれば将来も安泰。。。そんな感じでした。

ところで企業グループの場合、「本体」と「系列企業」に別れます。
大抵は本体の企業名が”✕✕✕株式会社”とした場合、系列会社は”✕✕✕エンジニアリング”というように本体の名前を冠した企業名になっています。

外から見れば”✕✕✕”という看板で同じに見えますがここに大きな差があります。
人事面から見てもそうです。

本体で係長クラスの社員は系列では課長格付け。
課長クラスでは部長格付け。

というように既に格が違います。もちろん給与水準も異なります。
また、リストラの際にも本体企業の社員の場合はグループ企業への出向という形で雇用が維持される可能性も高いです。
実際私が勤めていた会社でも、本体企業から出向してきた社員方が結構居ました。

出向ですので、給与水準は本体企業のまま。役職はひとつ上になります。
ほぼ企業内天下りみたいな感じです。
そして、ここでは彼らは出向にこだわります。

出向の場合は給与水準の高い本体側の待遇。
移籍してしまうと給与水準は出向先の水準。
役職は上のままといえども収入は結構下がってしまうようです。
そして、こういった方々は企業内天下りみたいな感じであまり仕事に熱が入っていないようでした。

この方々は出向先の企業の業績が悪くなると元の会社に戻って行かれます。
そして他のグループ企業へ再度出向。。。
恵まれています。

このような感じで大企業と思っていても、本体かグループ企業かで業績悪化の際の影響は大きく異なります。
私は早期退職の際に、本体からの出向者が続々と戻っていくのを見て何とも言えない気分になった記憶があります。どこか人ごと。。。

というような感じで、同じ看板を背負っていても所属している会社の格でリストラ時の処遇が変わってくることもあります。

よく事業を分割して別会社化するというリストラ案が出ることがあります。
組織をスリム化するという事が主な理由に挙げられますが、このようになった場合は「もう後がないかも」という危機感を持って仕事に取り組む必要があるかと思います。

もちろん待遇に差があると言っても中小企業と比べると断然良いのは言うまでもありません。
上ばかり見て、「やってられるか」と安易に転職はしない方が良いとは思います。

私の転職についての記事 → 転職物語(1・・・情報源は最大限に。
早期退職についてはコチラ → 早期退職の道のり(1)

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