世間は景気が良くなったとか言いますが、その陰でまだまだ早期退職の実施企業はあるようです。
東芝の早期退職は大々的に報じられていましたがそれ以外の大手でも簡単に検索しただけで、これだけ出てきました。
田辺三菱製薬・・・募集人数は特に定めない(45歳以上対象)
日立建機 ・・・募集人数は特に定めない(35歳以上対象)
あいおいニッセイ同和損害保険・・・募集人数400人程度(40歳以上対象)
東芝と合わせてこれだけでも1000人くらいになるのではないでしょうか。
業績が好調な会社でも、不祥事一発でいつこのような状況になるかわかりません。(旭化成などは要注意かも)
本当に他人ごとではありません。
実際に早期退職を経験した私が言うのもなんですが、基本的には自分の会社が早期退職を募集したとしてもできるだけ残留した方が良いと考えています。
退職に応じるときには感情ではなく理屈で考えてもらいたいと思っています。
その時の記事はコチラ ⇒ 東芝の早期退職募集で色々と考える。
その時には書いていなかったのですが、大手の企業に勤めていたことが転職の妨げになることがあります。
”看板が邪魔をする”
ということです。
今、私が転職して勤めている会社の社長が言っていたのですが、中小企業に転職してきた大手企業出身の方々の多くは今までの会社とのギャップに戸惑い、馴染めないまま辞めていってしまう事が多いそうです。
社長の感覚としては残るのが3割くらい。10名採用しても7名は辞めていくということです。
ですので、大手企業出身の人材については採用に慎重になってしまうそうです。
当然、転職するにあたってこれまでの職歴や実績は大きな武器になると思います。ですがそれは同規模のしかも同業では大きな力を発揮しますが、それ以外では逆に不採用の原因になることも。。。
ということで、過去にも何回か触れましたが、早期退職募集の渦中にいる方はくれぐれも早まらず、できるだけ今の会社に残るとどうなのか、転職で最悪の状態が想像できているのか・自分はそれに耐えられるのかを冷静に考えていただきたいと思います。
コメント
すごく同意します。
ルックアヘッド様もいろいろ苦労なさったのでしょうか?
本当に大変ですよね。
去年転職して風前の灯火となっています。
ルックアヘッド様
同じ境遇だったんですね。
大変だとは思いますが、お互い前を向いて行きましょう!
ありがとうございます。更新楽しみにしてます。