長女が就職決定で資産運用に目覚めたぞ

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金融教育イメージ

今年大学4年生になる長女ですが、GWを前に無事就職が決まりました。
割と早い決着です。

就活では結構メンタル的に厳しかった様子でしたが就職決定で解放されたのかというとそうでもないようです。
次は現実的な問題、お金の不安がメンタルにのしかかってきたようで。。。

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就職先は未知の世界、首都圏。新生活に不安。

3月の就職情報解禁から頑張ってきた長女の就活ですが、無事に内定を勝ち取りました。
しかも第一志望の企業です。

思いのほか順調な就活でしたが、これは本人の頑張りによる”順調”でしょう。
就活中には「本当に就職できるのか?」とかなり情緒不安定になっていたのですが就職が決まった今、ようやく落ち着いてきたのではないか。。。

いや、悩みは尽きないようです。

今回無事に就職が決まった企業は東京都内、しかも都心に本社を構えています。
そして長女もそこの勤務になるそうです。

何とかヒルズにほど近い立地で割と高層階にあるオフィス。
キラキラしたおしゃれな今どきオフィスが目に浮かびます。

長女もそんな憧れのオフィスに夢が膨らんでいるのかと思いきや、そんな余裕はなさそうです。

現状は関西にある実家から大学に通っている長女。
就職を機に初めてのひとり暮らしをスタートします。
当然ながらそのひとり暮らしの場所は東京近郊になります。

「この初任給で生活できるのかな?」
当然の疑問です。

給与額から手取りはどの位になるのか?
アパートに住むとして家賃はどの位かかるのか?
食費は?通信費は?娯楽費は残るの?

などなど考えるとキラキラオフィスどころでは無いようです。
日々ネットで調べて不安の上書きをしている状況。
実際の就職は来年4月ですがそれまで精神がもつのでしょうか。
親としても気が気ではありません

アドバイスままならず

長女からすると一番身近な社会人と言えば我々、両親になります。
という訳で、分からないことはまず親に質問してきます。

長女)手取りはどの位になるの?
私)支給額の75%くらいじゃないか

長女)え、そんなんで生活できんの?
私)食費などの生活費を考えると家賃を7万円以下で考えれば。。。ほら何とか賄えるんちゃうかな。

長女)え、そんなんやったらお金が全然残らへんやん。。。ぴえん😢

といった感じです。

私自身が首都圏に住んだことが無いので土地勘も家賃相場も分かりません。
そんな状況なので質問に的確に答えることはなかなか難しい。
最終的には無茶苦茶ぼかしたアドバイス?をしてしまいました。

「そこに勤めている社員がそれで生活できているんだから、普通に暮らす分には行けるやろ。」

これで長女の不安は収まるはずもなく、ただただ不安を先送りすることになってしまいました。

ついに守備範囲の質問が来る

新天地?での生活に対する不安については親では役不足と悟った長女。
近々、就職先の会社見学会があるらしいので、そこで質問してみることにした模様。

それを踏まえて、私への質問は少し内容を変えてきました。

「私も就職したら投資した方がいいのかな?」

今どきの会社では退職金制度がないところも多く、長女の就職先も例外ではありません。
少し将来に不安を感じた長女は自力で何とかしないといけないと思い始めたようです。

そこで、私が資産運用をしていることを少し知っていたようで質問してきました。

お、ついにこの時が来たか!

運用歴10ン年を誇る(?)私。
首都圏での生活設計については役に立ちませんでしたがこれはばっちり守備範囲。答えられる。

しかし、ここで食い気味に熱く語ると逆効果になるでしょう。
ヒートアップした私を尻目に取り残された長女が興味を無くす事態はなんとしても避けたい。
そこで冷静に…感情を抑えて…とにかく簡単に説明することにしました。

まずは安全な資産として預貯金が必要
余裕があれば資産運用にまわしてみてはどうか。(焦る必要はない。)
運用するのならインデックスタイプの投資信託が良いと思う。

また、会社には確定拠出年金も一応制度としてあるそうです。
ただ、ほとんど使われていないとのこと。
私が確定拠出年金をやっていることを知っていたようでやったほうが良いかも質問されました。

これについては定年まで現金化出来ない資産になってしまうので入社後暫く様子を見たらどうか、と考え優先順位を一応アドバイスしました。

①預貯金
②投信積み立て(インデックスタイプ)
③確定拠出年金

②③については時間が味方になりますので早く始めるに越したことは無いでしょうが、自由になるお金が少ないうちは他を我慢してまでやることは無いかなと伝えています。
ただ、投信積み立てには興味があるようです。
ただ元本が保証されないことへの不安がやはりあるみたいです。

そんな長女に対して私にはこの不安を和らげる「カード」がありました。

セゾン投信の運用結果を伝える

実は数年前から子供たち名義で投資信託での運用を行っていました。

ジュニアNISAでの運用です。
運用している投資信託はセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」です。

今や低コストの投資信託が多い状況で少し影が薄いかもしれませんが、子供たちが全く興味が無くても運用が続けられるようにこれを選んで投資してきました。

今は成人しましたので、一般NISAに移換されているこの資産、順調に増えてきています。

この運用結果を見せながら、長期的には勝てる可能性が高いのがインデックスタイプの投資信託であること。
面倒ならこのままセゾン投信を使い続けても良いんじゃないかと話をしました。

当面このままで放っておいて、余裕が出来たら積み立て開始という方法もあるよ、と言った感じです。

本人も新生活で色々考えることが多い中、訳の分からない資産運用まで考えるのは結構負担になるようなので暫くは放っておいても良いというアドバイスで少しは安心できたようです。

本音は少額でも積み立てしてほしいところですが。
こうして少しでも前を向いてもらえたのなら良かったと思います。

もう少しアドバイス

就職を機にこれまで気にしたことが無い事柄を考えなければならなくなった長女。
でもこの年齢で資産運用に興味を持ったことは非常に良いことだと思います。

何しろたっぷりと時間をかけた運用が出来ますので。

で、折角なのでもう少し学んでもらおうと資料を準備することにしました。
インデックスタイプの投資を進めている書籍を渡しても良いのですが、あまり分厚いと折角盛り上がってきた興味が萎んでしまうかもしれません。

そこで、投資信託協会が作成しているガイドブックを準備することにしました。
ホームページから申し込むと投資信託についての説明が書かれた資料を無料で手にすることができます。

ページ数も少ないので読みやすそう。
まずは興味を持ってもらうには良いと思います。
資料はpdfでのダウンロードも可能ですし何度も書きますがとにかく無料がありがたい。

これで興味が深まればもっと深くアドバイスをしてみようかと思います。

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