おかげさまで転職・再就職してから4度目の年末を過ごしています。
12月の給与も無事にいただけましたし、これで今年もなんとか年を越せそうです。
以前一度だけですが、現在の会社に再就職する前の転職活動中に無職状態で年越しを経験したことがあります。
その時は何とも言えない不安に襲われてしまい、落ち着いて新年を迎えることが出来なかったことを鮮明に覚えています。
そのような経験もしてきましたので、今の給与収入が得られる状態での年越しのありがたさが身に染みて判りますし、投資というリスク資産を保有していられるのも定職につけているという精神面の安定が大きいと感じています。
さて、この12月の給与ですが1年の終わりという事で給与明細と合わせて源泉徴収票が入っていました。
これを見ると今年1年の給与収入、いわゆる年収がどの位だったのかはっきりと判ります。
それでは中小企業へ転職して4年目の私の年収はどの程度でしょうか?確認してみましょう。
平成29年支払金額:489万円
これが私(50代管理職)の今年の年収です。
これでも今年は昇給とボーナス増がありましたので、昨年より20万円ほど年収は増えています。
私のこれを見た率直な感想は
「あー、4年経ってもまだ500万円に届かないかー。」
です。
この調子では定年を迎えるまでに以前勤めていた会社の収入に追いつくのは絶望的な金額です。まあ、うすうす判ってはいたのですが。
ちなみに、以前勤めていた会社で最後にいただいた源泉徴収票がありましたので怖いもの見たさで比較してみました。
これを見るとアラフィフ転職のリアルな現実がある程度判ると思います。
その年、私は早期退職しましたので実際にその会社で働いた期間は10か月ほどです。
ですので、2か月分の給与とボーナス1回分は頂けなかった状況での年収ということになります。
その気になる金額ですが、なんと約690万円と現在の年収よりかなり上を行っています。
例えば現在の職場の収入で充分なら、前の職場では2か月ほどバカンスをとってもまだまだ余裕。それほどの差があります。
ここで簡単に転職前後の会社規模を比較してみます。
以前の職場:大手電機メーカーの子会社(従業員約600名)
現在の職場:製造業(従業員約50名)
私の場合はこのように大手から中小への転職となっています。
この様に比較してみると大手と中小企業で相当な企業格差があるという事を認めざるを得ない。そんな結果でした。
私も好き好んで転職したわけではありません。
しかし残念なことに以前の会社では業績不振を理由にリストラとして早期退職が募集されました。
しかし残念なことに以前の会社では業績不振を理由にリストラとして早期退職が募集されました。
色々悩んだ末に、私はその早期退職に応じた訳ですが、そのリストラ策の効果もあってか現在でもその会社は無事に存続しています。
経営再建にめどが立ったという事でしょうか、昨年には新入社員も採用したとの事。
ですので、早期退職に応じなければ今でもその会社で働き続けていられた可能性は高いと思います。どんな業務をしているのかはまた別の話ですが。
こうして収入面だけを見てみると業績不振といっても大手の会社を簡単に見限るのはあまり得策ではないなぁと率直に思います。
私自身は転職後の境遇がそれほど不幸でもなく何とかやってこられたのと、これが無ければ資産運用に本格的に取り組んでいなかったということ(前のままなら収入が多くても資産は残っていなかったのではないかと。。。)で、結果的にこの道を選んでも良かったのかな?と思って(思い込ませて)います。
ですが、このブログを見て「不幸だな」とか「残念な結果だな」と感じた方は目先の割増退職金につられて、安易に退職しない方が良いのではないかと思います。
まずは、自身の身の振り方が確保できてから、ようやく退職という選択肢を検討できるのではないかなぁ。。。と。
そんなことを考えながら過ごしている2017年の年の瀬でした。
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