私は1年ほど前に橋本病と診断され、定期的に通院治療をしていますが、最近になって橋本病とは別に鉄分欠乏症にもなっていると診断されました。
鉄分欠乏症とは、かくれ貧血とも言われていて、その症状は橋本病による甲状腺機能低下症と重なった部分が多いそうです。
私もここのところ少し体調が悪くなってきたので、「橋本病が悪化しているのかな」とは思っていましたがまさか“かくれ貧血”とは想像もしていませんでした。
会社の健康診断でも貧血には問題なかったので。
しかし、この症状が鉄分欠乏によるものと言われると納得できます。
治療法も鉄剤とそれの吸収をよくするためのビタミン剤を毎日2回服用するだけですので比較的負担は少なくなっています。
そして、先日その治療を始めて1ヶ月が経過しましたので薬の効果を確認するために病院に行ってきました。
このかくれ貧血ですが、普通の血液検査では判りません。
フェリチンの値を調べないといけないそうです。
フェリチン値は通常の健康診断では検査しません。その為フェリチン不足=かくれ貧血と言われるようです。
当日いつものように病院に行き、フェリチン値の測定のために採血してもらいます。
血液検査の結果がでるまで1時間ほどかかりますのでいつものように病院のレストランでモーニングタイムを過ごします。
そうして予約の時間になると待合室に向かい、呼び出しののち先生の診察を受けます。
検査の結果、フェリチン値は下限ではありますが正常値の範囲に何とか入っていました。
確かに自覚症状でも最近悩まされていた不快な症状が軽くなっています。
倦怠感・・・全くないわけでは無いが結構元気
昼間の眠気・・・車通勤で危険を感じない程度に回復
首のこり・・・痛みはかなりひきました
頭痛・・・夜中に頭痛で目が覚めることがなくなる
こうして箇条書きにしてみると効果は絶大です。
鉄分摂取の効果、すごいです。
ただし、これでOKとはいかないようで、このまま半年程度は鉄剤の服用は続けなくてはいけないそうです。
身体に鉄分を充分ため込むにはそれぐらい時間が必要なのだとか。。。
今回の診察の結果、残念ながら無事完治しましたとはいかずに、薬を2か月分新たに処方していただくことになりました。(これは2か月後には再度病院おくりということです。)
これによって、今現在処方されているお薬は次の通りです。
橋本病の治療に使っている「チラーヂンS」
夜眠れるように「ベルソムラ」
貧血治療の「クエン酸第一鉄Na錠」
鉄の吸収を助ける「シナール配合錠」
当分はこれだけの薬を毎日服用しなければなりません。
以前はお年よりが食後に大量の薬を服用しているのを見て「大変だなあ」と思っていたのですが、気が付くと自分がそんな大変な人になっていました。
これが年寄りへの第一歩なのでしょうか。そうでは無いことを祈りたい。
薬価が比較的低い薬が多いのですが、それでも薬代が家計に影響するのは否めません。
橋本病の治療だけは一生ものの様ですが、その他は完治を目指して少しでも早くお薬を減らせるように頑張りたいです。
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