就職情報サイトの内側から見た光景

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新卒や転職活動に関わらず求職時の情報源として「就職情報サイト」は欠かせなくなっています。
私も転職活動の際は転職サイトに登録したり、転職サイトの求人情報を検索したりしながら頑張っていたことを思い出します。

結局は会社が契約している転職支援会社経由で無事再就職を果たしたのですが、孤独になりがちな無職時代に「就職情報サイト」が心のよりどころの一つになっていたことは確かです。
そんな、就職情報サイトですが、過去に求職側ではなく求人側としてかかわっていたことを今になって思い出しました。

今の今まで完全に忘れていたのですが、折角の珍しい経験なので記録がてら書いてみたいと思います。

あれは、私が前の会社に勤務していたころの話です。
まだ、将来早期退職に応募するなどと思ってもおらず、バリバリ(自分比)と仕事をこなしていました。

そんなある日、広報部門から私に電話がかかって来ました。
普段あまり広報部門とは縁がない私ですが、電話の相手は珍しく面識があったため気軽な感じで話を聞いていました。

その要件ですが、次のようなものでした。

“来年の新卒採用について、〇×ナビという就職情報サイトに情報を載せることになった。
ついては、先輩社員の記事を載せたいので、技術職代表としてインタビューを受けてほしい。“

私の反応は「えっ...」です。
思いもよらぬ依頼に思考停止すること数秒。とりあえず上司と相談するという事で一旦電話を置きました。

で、上司に相談したのですが、その上司はノリノリです。
ぜひ、我々の部署に来たいと思われるように頑張ってくれとバンバン肩をたたかれました。
こうなれば、覚悟を決めるしかありません。取材(大げさですが)を受けることにしました。

そうして、取材当日です。
私の職場に広報の担当者(電話の相手)とライターさん1名が来られました。
挨拶もそこそこに早速取材開始です。
私の方は覚悟は決まっています。
通常よりテンション5割増し、自分なりに熱血社員を演じつつ業務の面白さなど積極的にアピールしていきます。

時間にして30分ほどですが、さすがに相手は聞き上手ですので、気持ちよく話が出来るように話を促してもらえていたようで、取材後は結構気持ちよくなっている自分がいました。
私的には様々な苦労を同僚の協力などを受けながら乗り越えて仕事が出来るというサクセスストーリー(個人の感想です)を織り交ぜながら、やりがいのある職場だという事がアピールできたと自画自賛していました。

最後は満面の笑みで開発した製品をバックに私の写真を撮影していただきました。

その様な感じで気持ちよく話をしてから数日後、先方から原稿が送られてきました。
内容を見てさすがプロとうならされました。
私がこのブログに書いているようなつたない文章など足元に及ばない判りやすい文章がそこには書かれていました。

その文章は当然ですが私だけではなく上司にも送られており、問題ないか確認いただくことになっています。
私としては、このままで全然問題ないと思っていたのですが。。。

結局、相当見直しが入りました。
私としては特に力を入れて説明した苦労話などはほぼカット。開発の裏話的なものもこの内容はまずいと言われカット。

最終的には差しさわりのない、“やりがいのある職場ですよ”というところがクローズアップされた記事になっていました。
消化不良ですが会社の判断ですので仕方ありません。
この数日後に修正された内容で就職情報サイトのWEBに掲載されました。

このことで分かったのは当たり前ではあるのですが、
・就職情報サイトの情報はとがった内容はまず載らない。
・ネガティブな内容も無し。ポジティブな面が強調される。
こんなところでしょうか。

では、参考にならないのかというと...
少なくとも嘘は書きません。それなりに名の通った企業なら。
ですので、書いてあることを全てうのみにせずに参考程度で見ることが出来れば、そして同じ土俵(サイト内)で他社と比較するという見方であれば十分参考になるのではないかと思います。

今、求職中の皆さんへ。
せっかくの情報ですのでうまく活用していただければと思います。

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思い出話
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流れのままに。。。転職と資産運用とそれから

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