家計の節約で個人的に今一番簡単で有効と思っているMVNO(格安スマホ)への乗り換え。
我が家も家族4人すべてスマホを使っていますが、スマホを従来の大手キャリアからMVNOに乗り換えるだけで月々の費用節約が実現でき大いに助かっています。
ただし、今のところ3回線だけです。(私、妻、息子)
残り1回線については未だに大手キャリアである“au”から乗り換えることが出来ていません。それは娘のスマホです。
娘は今高校生です。当然ながら友達は高校生の女の子がほとんどです。
今どきの高校生ですからほとんどの友達はスマホを持っており、普段は頻繁にスマホで連絡を取り合っています。
しかし、女の子ということで皆さんあまり機械に詳しくありません。
これがネックになってしまいます。
メールを送る際にキャリアのメールアドレスでないと着信拒否されるという理由で未だに格安で契約できるMVNOには乗り換えてもらえない状況でした。
(LINEがあるからいいじゃないかといったものの理解は得られず交渉は不調に終わりました)
そんな中auから大きなニュースです。新料金プランの発表がありました。
「auピタットプラン」と「auフラットプラン」がその料金プランの名称です。
利用料に応じて料金が変わるピタットプランは1,980円からとなっており、これは救世主になるのではないかと早速プラン変更を検討してみました。
この新料金プラン。印象では相当価格が安くなるイメージでしたが、調べてみるとそこまでおいしくないようです。
まず、1,980円からというのは割引をすべて適用した価格になります。
スマートバリュー適用の1,000円引きは我が家も対象になるのですがビックニュースキャンペーンという1,000円割引は対象外です。
その為この段階で「1,980円~」は「2,980円~」になってしまいます。
さらにこのプランに変更すると、今契約している「毎月割」が対象外となります。
そうなると今割引されている3,140円/月が追加でかかるようになります。(我が家の場合、毎月割は年内いっぱいが対象です)
で、それらを考えると結局安くなるのか?ですが案外微妙なところのようなので確認してみました。(無料通話のついていないシンプルプランで比較)
まず従来の契約で支払っている料金は
月額8,540円で、これが比較の基準となりこの価格より高いか安いかでプラン変更の是非が決まります。
新料金のうちフラットプランで考えてみるとこうなります。
5,500円(利用料)+3,140(機種代金)円ですので
合計8,640円となり、かえって高くなりました。
そこでもう一つのピタットプランで比較してみます。
ピタットプランは通信容量ごとに価格が変わるプランになりますので容量ごとに計算します。
~1GB:2,980円+3,140円=6,120円
~2GB:3,480円+3,140円=6,620円
~3GB:3,980円+3,140円=7,120円
~5GB:4,980円+3,140円=8,120円
5~20GB:5,980円+3,140円=9,120円
おっと忘れていました。
元の料金にはオプションとしてAppleCare+(550円)とアップグレードプログラム(300円)が追加されていましたので、それを差し引かなければいけません。
元の料金にはオプションとしてAppleCare+(550円)とアップグレードプログラム(300円)が追加されていましたので、それを差し引かなければいけません。
そうなるとザックリとですが通信容量3GBまでなら新料金がお得という感じです。
これは微妙なところです。
自宅ではWIFIが使えるのですがそれを差し引いても3GBは通信容量としては少なそうです。
娘は良く「ギガが足りない」とか言っていますので、これを考えるとプラン変更してしまうと結局、割高な通信量になりそうな予感がします。
このことから今すぐに新料金に飛びつくのは容量任せのギャンブルになりそうですので実際には機種代金の分割支払いが終わる来年1月にプラン変更するのが賢明なようです。
そうなれば20GB使っても割安です。
ということで、「au値下げ」という単語に一瞬沸き立ったのですが、年内はお預けということに落ち着きました。少し残念ですが仕方なしです。
とはいえ、MVNOへの乗り換え説得が膠着状態の今、華々しく登場した料金プランであることは確かです。
残された唯一の希望として楽しみにその時を待ちたいと思います。
残された唯一の希望として楽しみにその時を待ちたいと思います。
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