引き続きひとり労使交渉。今回は働き方改革。

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今年度に入ってから、少し中途採用の遠慮を無くしてもいいんじゃないかという思いを持ち、遠慮なく社員としての希望を言うように心がけています。
それが思いのほか効果を持ってしまい、社長相手のひとり労使交渉の様相を呈してしまいました。
そして今も引き続き社長面談と称して1対1での交渉が続いています。

中小企業ならではか。ひとり労使交渉始めました。

その交渉3回目。今回は働き方についての話となりました。

今までの交渉は主に給与面での話が中心でした。
何しろ私の場合転職してこの会社にお世話になったのですが、転職前後を比較すると3割以上給与が違います。もちろん今の会社の方が低いです。
この格差には社長も驚きを隠せないようで、多少何とかしたいとの気持ちを持っていただけたようです。

そこで、私も期待をもって何度か交渉をした訳ですが、やはり給与を上げようとすると原資が必要になりますので、具体的な話になると進展はありません。それを気にしてか社長の方から切り口を変えた話が切り出されました。

私が勤めているこの会社も例にもれず、60歳で定年となります。雇用延長制度も設けられており希望すれば65歳までは働くことは可能です。(嘱託となり給与は4割減)
社長としてはここにメスをいれたいとの思いがあるようです。

「元気であれば定年など関係なく、いつまでも働けるようにしたい。」...と。

元気なのに定年という理由だけで仕事をしなくなるのはもったいない。働きたければ好きなだけ働けるようにするというのが社長の理想。

この話、一見良い話の様ですが私としては少し違う。
私は出来れば元気なうちに引退しゆっくり好きなことをしたいと考えています。
その時期として区切りの定年である60歳からどの位前倒しできるのかということを考えているのですが、社長の考えは「元気なら働きたいでしょ」ということなので、どうもお互いの考えが相いれない状況です。

「少ない給料で長く働くより、少しでも給与を上げてもらえたら早めに身を引いて後進に譲りますよ。」という本音を口にするのはこらえました。
ですが、落胆は隠せない。

今回の交渉で分かったことは、
・今後も給与アップはそれほど期待出来なさそう。
・定年で直ぐ職を失う事はなさそうなので、いざとなれば働き続けることは可能。
ということです。

そしてこの現実から導き出されたことは、
早期リタイヤどころか定年を機にリタイヤしようと思えば給与収入以外で収入を増やさないと難しい。
これ、可能でしょうか?
何しろこれからのライフプランを考えると大きな出費として子供たちの大学進学が控えています。おそらく数年間は収支マイナスを覚悟しなければなりません。

資産運用しているとはいっても、まだまだ転職前からの収入減も補えていない状況。
このままでは、最悪雇用延長せざるを得ない...それは嫌だな。
私の定年である60歳まであと8年。

引き続き社長との交渉は進めつつ、自助努力で何とかできないか。。。試行錯誤を続けます。
それにしても長く働けるってことは幸せなのでしょうか?自問自答してみようと思います。

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