再就職して3回目の年始を迎え感じたこと

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私が早期退職をして転職し、新しい職場で新年を迎えるのも3回目になりました。
それ自体は「もうそんなになるのか」程度なのですが、ある変化がありました。

私の職場は製造業の工場にあります。(中小企業なので本社工場という呼び方ですが)
で、私の職務ではほとんど出張というものはありません。ほぼ会社で1日を過ごしています。
ですので、外部の方との接点は以前の会社と比べると極端に減りました。

以前の会社では月に1回程度は海外出張(主に中国ですが)、その他にも国内出張があり外部との接点は社内でも多い方だったと思います。
それが激減しました。顔を合わすのは社員と出入りの企業の方、そして工場見学や監査に来られる客先といったところです。

転職した当時はその数少ない外部の方との接点もほぼありませんでした。
お会いする機会があっても他の人について「おまけ」みたいなものでしたので、先方もこの人誰って感じだったと思います。仕事の中身も良く分かっていませんでしたので当然こちらから仕事の話をすることもできません。
ですので、先方から見ると無口な人になってしまっていました。

まあ、会社に慣れるのに3か月、仕事を覚えるのに1年、完全に溶け込むのに3年はかかるかなと思っていましたのでそんなものでしょう。
そして順調に仕事にも慣れ、社内では何とか自分の立ち位置が定まってきたなと感じて迎えた3回目の年始。。。

出入りの企業の方たちが年始の挨拶をしてくれるようになりました。
別の場所に私がいることを見つけてわざわざ近づいて来てくれての挨拶です。

これは嬉しかったです。
社内ではなく社外の方にも認めてもらえたようで。。。
これでようやく私もこの会社の一員になれたのではないかと実感できました。

とにかく再就職後は自分がその会社に必要な人材なのかどうか疑心暗鬼になりながらの毎日でした。もちろん同僚たちから不満など言われたことはありません。
しかし、陰で何か言われてるんじゃないかとか思ったりして自己嫌悪になったり。

もう少し自信をもって仕事をしてもいいのかな。
今回のことで気づいたのですが私自身アラフィフで転職しましたので、「即戦力にならないと。」というプレッシャーとなり、それが漠然とした不安を感じさせていたようです。
ですが、真面目に仕事に取り組んでいればある程度時間が解決してくれる。
そんなこと判っているつもりでしたが、実感が伴わないとかなりきついものです。

この実感がもてた年始の一コマでした。

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