そこで、ふと以前読んだ小説をもう一度読んでみようと思い立ちました。
その小説は
「空飛ぶタイヤ」。
これです。
これです。
しかし、今読み返してみても驚きです。
ご存じの方も多いと思いますが、この小説は三菱自動車のリコール隠しを下敷きに書かれた小説です。
ご存じの方も多いと思いますが、この小説は三菱自動車のリコール隠しを下敷きに書かれた小説です。
この小説では最終的にリコール隠しが発覚した自動車メーカーが、グループ企業の救済は受けられずに大手自動車メーカーに吸収合併されてしまいます。
読んだ当時は、三菱自動車は他の自動車メーカーに買収されることもなく存続していました。
それどころか三菱グループの支援で立ち直りを見せていました。
それどころか三菱グループの支援で立ち直りを見せていました。
ですので、さすがにここまで極端なことは現実には起こらないなと思ったのを覚えています。
ところがどうでしょう。
まさかの不祥事再発でとうとう日産自動車の傘下に入ってしまうことになりました。
なんとリアルな話でしょうか。
この小説ではひたすら内側を向いた社員(主に役員)の姿が描かれています。
ここまで極端ではないにしろ、同様のことが三菱自動車社内でも、あったのではと思ってしまうほどの完成度です。
今の三菱自動車の従業員の方々を思うと不謹慎かもしれませんが、物語としてはさらにリアリティを増しており今読むとさらに引きこまれます。
小説の中の話だけだったらよかったのに。。。
小説の中の話だけだったらよかったのに。。。
興味の有る方は一度読んで見てください。
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