GPIFの運用損失をネタに投資信託の効果を妻に説明。

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GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用損失をだした事が結構大きく報じられていました。
巷では、リスク資産への比率を増やした影響との説明が結構されています。 
「それ見たことか」っていう感じでしょうか。

このニュース、私は別のことに利用させてもらいました。
私が行っている投資について家族(妻)への説明です。 


私が投資信託を中心に投資していることはもちろん妻には話をしています。
黙ってやるなんてとんでもない。後でばれたら大変です。

最初に話した時の反応はこんな感じでした。

私  「今、普通に貯金していてもどうにもならないし、投資信託を始めてみようと思うんやけど。。。」
妻  「それって、減ったりせえへんの?」
私  「できるだけリスクは抑えるつもりやけど、元本保証じゃないんで減るかもしれへんな。けど、慎重にやれば、年利5%くらいで運用できると思うんやけど。」
妻  「でも、減る可能性もあるんやったら、やめといたほうがええんとちゃう?」
私  「まあ、株式投資と違ってゼロにはならへんから、ちょっと財形貯蓄をする感じで、大けがしない程度にやってみたいんやけど。無理やったらすぐやめるわ。」
妻  「まあ、その程度だったら。。。」

という感じで消極的賛成でした。
そんなこんなで6年目です。

今回大きくGPIFがニュースに取り上げられましたので、妻の口からこの話題が出てきました。

「このクジラの損失ってどういうことなん?」
私の答えは
 「クジラって年金を運用している機関の俗称なんやけど。。。」
 「損失は株式投資してるんで世界同時株安の影響で株価が下がったから。」
シンプルです。

妻からの次の質問はこうでした。
 「運用の専門の人がやってるのに損するの」

ここから、私の運用に話を持っていきます。

 「何年かに1回は今回みたいに一時的に損する時期は出てくることもあるやろね。実際僕の投資信託もその時は損失まではいかへんかったけど、利益が相当減ったし。
 でも、色々分散して投資してるんで、しばらく我慢していたら元に戻ったわ。多分GPIFの損も今は大分取り戻してるんとちゃうかな」

 とにかく出来るだけ簡単に、今回のような金融危機的なことがあってもちゃんと利益を出していることを暗に説明しました。(インデックスだの、債券だの話し出すと一気に興味を失いますので簡単に、簡単に。)

 それが、功を奏したようです。

 自分の旦那が良く判らない投資というものをしているが、ギャンブル的なことはしていないようだ。しかも普通に貯金しているよりもしっかり増やしているみたいだ。。。 

 ということで、少し安心したようでした。
 ダメ押しに「もちろんリスクはあるので、全財産投資することはせず、生活防衛の資金は安全資産(銀行預金ですね)にしていることも、説明しておきました。

 こうして、GPIFという大きな話を我が家の投資話に置き換え、無事理解を得ることが出来ました。
 もちろんGPIFにも頑張っていただかないと将来の年金が不安になりますので困るのですが、今回は怪我の功名ということで。。。

 こういう事でもないとなかなか、お金の話は出来ませんので、私としては良かったです。 

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