太陽光発電の投資効果?

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投資について、考えている時にふと太陽光発電って投資では?と思い当たりました。
ということは貯蓄を除くと私の初めての投資は太陽光発電ということになります。

我が家には今から15年ほど前に設置しています。まだ、そんなに普及していなかった頃です。
最近でもゼロエネルギー住宅などと自然にも家計にも優しい 装置というイメージだと思いますが、投資効果としてはどの程度のものでしょうか?ざっくりですが考えてみました。


我が家に太陽光発電を取り付けたときはまだまだ、普及前の状態で導入費用もそれなりにかかりました。ただし、補助金も充実し始めた時で補助金を差し引くと自己負担は180万円程度だったかと思います。

投資の効果については単純に導入したことによる電気代の低減分と余った電気の売電分を合算したものとなります。まずは、この効果額だと何年で導入した費用を回収できるのかを計算すればそれ以降の効果額が投資に対するリターンということになります。

ですが、この計算が簡単ではありません。月々の電気代を記録していても年々使用する電気量が増えています(子供の成長に伴い、使用量が増加)のでイマイチどれくらい電気代が下がっているのか判りません。そこで関西電力のサイトから標準的な電気代との差額で試算してみます。

売電については、幸いに買い取り制度の改定により導入当初の買い取り額から大幅に増額されたのでその分は費用回収に有利となりました。

その辺を考えて大体の回収費用が年間10万円程度でしょうか。
そうすると投資額を回収するのに約18年かかることになります。あと3年くらいです。
とすると、これ以降は発電分は全てリターンとなると考えるのが自然ですが、そう簡単ではありません。 考えないといけないのはメンテナンス費用です。

太陽光発電の設備には発電パネルと発電した電気を変換するインバータ装置があります。
このインバーター装置には電気回路を使用しているため長期間の使用によりこれが壊れるそうです。先日設置をお願いした業者さんとお話ししたところ、我が家の場合は今まで1回も故障が無かったのですがこれは珍しいとのことでした。15年も使っていると1回くらいは故障し修理や交換をしているそうです。交換となると10万円程度必要とのこと。

とすると、近い将来この程度の追加出資が必要となります。そうすると費用回収の期間が先延ばしになります。その他屋根の吹き替え工事をする時にも追加費用が掛かりそうなので、結局せいぜいトントンになる程度ではないでしょうか。残るメリットは停電の時に多少ですが電気が使えることくらいです。(それも昼間の天気が良い時に限られます)

結論としては太陽光発電の投資については
  ◎収支的にはトントン
  ◎プラスの効果として少しの安心と、環境に貢献しているという満足感
が効果として得られたと考えるのが妥当かなと思います。

※最近の大陽光発電については不勉強なので効果はもっとあるのかも知れません。蓄電池との併用もできるそうですし。導入の際には充分シミュレーションして納得出来たら導入するというのが良いのではないかと思います。
 

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