私は長年勤めていた会社をリストラにより希望退職に応じてから将来に不安を感じ、それを乗り越えるために資産運用を行ってきました。
訳も分からず40代半ば始めた資産運用ですが運よくインデックスタイプの投資信託に出会うことができました。
比較的リスクが低いといわれるこの投資に出会ったことで、あとは時間をどのくらい味方につけられるのか?が勝負の分かれ目になっています。
そんな私の経験を踏まえて、子供たちには早めに資産運用を始めてほしいと考えていて実際ジュニアNISAでの運用を親主導で始めました。
このジュニアNISAを利用しての資産運用を子供たち二人同時に始めてから2年。
子供たちの大事な資産は順調に増えているのかが気になります。
そこで、2年目の節目を迎え確認してみました。
ちょっとその前に年金と資産についての雑感
最近年金について金融庁が作成した報告書が元でひと騒動おこっています。
なんでも年金受給年齢以降に2,000万円必要なのだとか。
詳しい内容の説明や批評はここでするつもりはありませんが、これで年金が破綻するなどと結構な騒ぎになってしまいました。
そんな騒ぎですが私自身、「年金定期便」で試算された私の支給額を見るにつけ「少し足りないな。」とは感じていました。まだ厚生年金もあるだけましではありますが。
もちろん年金は老後を迎えるにあたり、あてにしてはいるのですがそれに「+α」のお金が必要になるだろうということは何となく思っていました。
それで早期退職したことで通常より早めに退職金をもらったという事情もあり、この資金をベースにして何とか資産を増やそうと奮闘しているわけです。なかなか困難なことですが。
とはいいつつも転職した後の給与を何とか転職前の水準に戻せたこともあり、年金以外のプラスαはそれなりに確保できるのではないかと期待できるところまで漕ぎつけられました。
私たち夫婦だけなら、ですが。
次世代に向けて資産運用はどうする?
こうして私個人としては「年金+α」の資産作りについては今回の報告書が出ようが出まいが確保すべく行動を起こしています。
しかしこの状況、私だけで終わる訳ではありません。
私には子供が二人います。tobiuo家の次世代です。
この次世代、私が資産を残せればよいのですが自力で頑張らせるとしたら状況は今以上に厳しくなることが容易に想像できてしまいます。
そうなると私の資産は用意できたと安心できるわけもなく、子供たちも早めに資産運用を行わせた方が安心できるように思います。
幸い彼らはまだ10代と若いですから時間を味方につける運用が可能ですし、その分リスクもそれほど追わなくても良いでしょう。
そうはいっても、普通に過ごしていては金融リテラシーなどというものは身につきません。学校では教えてくれませんし。
少なくとも今回のように2,000万円問題(?)があっても冷静に対応できる程度の知識は持っていてもらいたいです。
そこで、まずは資産運用への抵抗感をなくしてもらおうとジュニアNISAでの運用を勝手に始めたという訳です。
この運用は勉強ですから子供たちに当事者意識を持ってもらいたい。
その意味もあって投資資金には子供たちの貯金も一部つぎ込んでいます。
それだけに大切に運用しなければなりませんので、もちろん運用先は投資信託にしています。
投資信託への投資を行う口座の開設は初心者の子供たちが困らないことも必要です。
そこで普段私が使っている楽天証券ではなく、投資先が2択というシンプルなセゾン投信が良いのではないかと考えました。
こうしてセゾン投信の投資信託で投資を開始し、事後に子供たちにも投資を行っていることをカミングアウト。
こうしてたまに運用結果を見るように(見て興味を持てばよいな)という程度で始めたジュニアNISAも丸2年を迎えました。
果たして2年目の運用結果は
子供たちの名義でしかも一部とはいえ本人の貯金を元本に始めた投資信託。
ドキドキの運用結果の確認を行う時期が来ました。
運用している投資信託は結構有名なこれ、
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
です。
手数料は今を時めくeMAXIS Slimなどと比べるとお高いのですが、世界分散投資としては使い勝手が良いのではないかと思っています。
そして気になるその運用状況です
この2年で投資した元本はトータル150万円。
うち子供たちの貯金は40万円。そのほかは私たち親からの援助になります。
最初の1年は元本50万円でのスタートでした。
その1年での運用利回りは5.4%と子供たちに説明しやすい結果となっています。
さて、肝心の2年目の利回りです。
現在の含み益から1年目の利益分を差っ引いて計算します。
2018-2019利回り
2.2%(年利)
このような結果でした。
幸いにも子供たちの資産運用は開始してから2年間いずれもプラスとなっています。
私が投資信託を始めてから数年間はマイナスになっていたころからすれば順調この上なしです。
当然銀行に預けているより有利という説明ができますので、今回は割と気軽に話ができそうです。
子供たちも来年には二十歳を迎えます。
ジュニアNISAでの運用は終了し、以降は子供たちに運用を任せようと思っていますのであと1年順調に運用できれば良いなと思っています。
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