転職後に給与だけでなく休日も減少した話…GWを前にしんみりとなる。

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私が現在勤めている会社は社員50名程度の中小企業です。
この会社にお世話になる前はそれなりに名の知れた大手メーカーの系列会社に技術職として勤めていました。いわゆる大企業です。

 

当時はたぶん定年まで勤めるだろうなと思っていたその会社でしたが、あえなく業績不振によりリストラが実行されてしまいました。

 

そして私もその流れにあらがうことが出来ず、結局その会社を早期退職することになりました。
退職後、悪戦苦闘はあったもののなんとか現在の会社に転職できた訳ですが、転職するに当たって気にしたのは、当たり前のことですがやはり待遇がどうか?ということです。

 

この待遇というのは色々なものがあり、人によって重要視するところは違うと思います。

私の場合は家族もいますので、もちろん給与というのが一番重要になります。

しかし現実にはアラフィフでの転職ということもあり、給与についてはそれほど期待できないことは判っていましたし半ば諦めてもいました。

実際に給与については転職前後で比較すると約3割もの差(もちろん転職後が少ない)がありました。

 

それならせめて、ワークライフバランスを重視したいと当時考えていました。
具体的には年間どれくらい休日があるのか?になります。

 

そこで、転職活動中は求人票に記載してある「年間休日日数」というのをかなり気にしながら見ていたわけですが、結局はこれも個人的な希望である満額回答(前の会社並み)は難しく少し見劣りする条件となってしましました。

 

転職前後で年間休日日数を、比較すると次のようになります。

 

前の会社(大企業):年間休日123日(+有給一斉取得4日あり)
転職後の会社(中小企業):年間休日116日

 

転職後の会社でもそれほど条件は悪くないと思いますが、いかんせん比較する相手が悪くこうして並べてみると優劣がはっきりしてしまいます。

 

この大手企業では一般的なレベル、しかし中小企業から見たらものすごく充実している年間休日数(123日)とは実際どんな感じかというと以下の箇条書きのような感じです。
(昔の記憶を呼び起こしてみました)

 

・土日の休日は当たり前
・カレンダーに記載されている祝日は全て制覇。
・さらにGW、年末年始は10~12連休
・そのうえ有給休暇の一斉取得制度というものがあるので盆休みも10日近く連休になる。

 

今思えば休み過ぎじゃないかと思う程の充実ぶりです。

 

そんな休日三昧の大手企業のサラリーマン生活に別れを告げ、年間休日116日の会社勤めとなった現在の私の休日事情はどうなのかというとこうなっています。

 

・週休2日制ですので、土日は全て休日確保。
・残念ながら祝日はほとんど出勤日(もちろん休日出勤ではない)
・GW、盆休み、年末年始はほどほど休める。(ほぼカレンダー通りの運用)

 

これをもう少し具体的に書きたいと思います。
間近に迫った2018年5月のゴールデンウィークを例にとると予定ではこうなります。
4月28日(土):土曜なので普通に休み
4月29日(日):日曜なので普通に休み
4月30日(月祝):祝日ですが月曜日なので出勤
5月1日(火):平日なので当たり前の出勤
5月2日(水):平日なので当たり前の出勤
5月3日(木祝):祝日で珍しく休日
5月4日(金祝):祝日で珍しく休日
5月5日(土祝):土曜日。しかも祝日なので休み(振替は無い)
5月6日(日):日曜なので当然休み
5月7日(月):平常運転に戻る。次の休みは週末の土曜日

 

この様な感じで今年のゴールデンウィークは何とか4連休は確保できています。
ただ、個人的には4月30日は休みたかったです。そうすると飛び石ではありますがGW感がそれなりに出るように思いますので。

 

さらに、もう少し調べてみます。
過去に戻って盆休みと年末年始は何連休だったか確認すると、

 

2017年の夏季休暇:6連休
2017-18年の年末年始休暇:5連休
全部足しても15連休でした。足す意味はさほどないですが。

 

これ以外の残りの日々はたんたんと平日(祝日含む)は出勤、土日は休みという「5謹2休」をひたすら続ける。。。

 

これがわが社の場合、年間休日116日の中身です。
この5謹2休ですが、週に2日も休みがあれば充分と言われそうですが、機械的に同じような日々が続くというのは意外に単調でつらいものがあります。

 

やはり、アクセントとして祝日は休みたいものだなあ、と思うのは私だけでしょうか?
それを補うために有給休暇を完全消化する勢いで取得はしているのですが、いかんせん自分は休みでも世間は営業中というのでは少し趣が違います。

 

それはなぜかと考えると家族は普通に平日ですので、何となく疎外感があるのが原因でしょうか。
(祝日は私だけ平日と同じ行動なので疎外感は倍増します。)

 

冷静になって考えると、この年間休日116日というのは中小企業としては比較的良い待遇ではあると思うのですが、どうせならもう少し頑張ってもらって120日までもっていってもらえないかなあ、というのが目下の希望です。

 

その方が人材確保も有利に思えますし。

 

それにしても、「国民の祝日」って法律で決まっている割に特別な効力は無いのだなあ。。。
今となっては単にカレンダーの文字が赤になっている日という認識しかありません。
これも転職してから気づいたことです。

 

コメント

  1. 転職経験者 より:

    ご無沙汰しております。
    休日で祝日が出勤になるのはつらいですね、
    噂ですがダイハツとかも祝日は無し?みたいなことを聞いたことがあります。
    幸い、うちはカレンダー通りですが、有給に関してはあるけど自由にとってね、
    というスタンスです。逆に言えば取らなくてもいいよ、となります。
    一方で私の前職は、カレンダー通りで休めてさらに会社がみんな有給使って一斉に休もうと
    いう日や、この日は有給取得するのにお勧めです、のような日がありました。
    しかし、業務が忙しく、平均で月に1日くらい休日出勤することがあり、その場合は、別の日に
    代休を取って休むことになります。そうなると代休で休めはするものの
    有給は消化できない、という状況になります。
    何がいいたいかというと、カレンダー通りで休めても有給を使いこなさない、
    という状況もあるということです。私の場合は、前職も現職も有給はすべて使うことは
    難しく、切り捨てになることが多いです。
    祝日が休みでなくても、有給をフルに使える、というのもメリットかもしれません。
    一番いいのはカレンダー通りに休めて有給をフルに使えることですね。

  2. tobiuo より:

    転職経験者様
    お久しぶりです。
    休日事情は会社によって千差万別。
    聞いてみないとわかりませんね。
    私の会社でも有給をあまりとっていない社員が何人かいて、彼らは残った有給を買い取ってくれないかと言っています。(気持ちはわかるものの、それは本末転倒だと思うのですが)
    別の社員とは有給取りやすいのはありがたいと判ったうえで、やっぱり休日は120日くらいあれば祝日も休めるのにといった話もしています。
    言い出せばきりがないのですが、やはり祝日は休めて比較的自由に有給休暇がとれる。
    そんな会社があれば良いのになあ、と思います。

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