子供の大学生活。4年で済むか6年かかるか。

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先日このブログにも書きましたが、今年の夏は子供たちの大学受験を控え(とはいえ受験は来年度ですが)オープンキャンパスに通っています。

子供たちは、大学の雰囲気や設備など主に居心地について肌で感じたいというのが目的の様です。
息子などは、どこの大学でも学食でカレーを注文し比較しているようです。
(...まさか一番カレーがおいしい大学に行きたいとか言わないだろうな?)

しかし親の私としては「学費はどれくらいかかるのか」、「自宅から通えるのか」など金銭面で気になることが多く、実際の生の声が聞きたいというのが主な目的になってしまいます。

この辺りの疑問についてはは、さすがオープンキャンパスを開催するだけあって先方も準備万端で対応していただけます。

・カリキュラムや受験については大学の職員の方
・大学生活については学生本人から
・住居については学生専門の不動産会社の担当者

が待機しており、個別に話を伺うことが出来ました。

この3者から話を伺う事で、受験にかかる費用から学費、住居について年間どの位かかるのかイメージすることが出来ました。
その面では有意義なオープンキャンパス訪問です。

この段階で私の心づもりとしては
①一人ぐらいなら一人暮らしもさせられるかな(息子の方が安く上がりそうなので、息子希望)
②一人暮らししたいなら公立の大学に行くことを条件にする。
③私立大は第2志望としては否定しない。(最悪一人進学は覚悟)

こんなところでしょうか。これで4年間何とか頑張ろうと考えていました。
ですが、落とし穴がありました。
大学は4年とは限らないという事です。

留年は論外ですが、大学には大学院というものがありました。
もし大学院に行くとなると目論んでいた4年では済みません。
プラス2年の6年になります。

もちろん頭の隅には大学院というのはありましたが、よほどのことがなければ4年だろうなと高をくくっていました。
しかし、それがある大学の説明で覆ります。

そこは国立の大学で、もちろん4年で単位を取れば卒業できます。
ただ、カリキュラムの話を聞いているとどうも6年間ありきの説明でした。
そこで、さらに詳しい話を聞いてみると驚きの結果でした。

その大学の大学院進学率・・・85%
実質6年制の大学と同じでした。薬学部でもないのに。。。
(ちなみに大学院進学率で調べてみると理工系では4割ほどになるそうです。。。この大学はかなり高率!)

その話を聞き「ここには進学させられないな」と思いながらふと隣を見ると...眼を輝かせた息子の姿がありました。

後でそれとなく話をしてみると息子曰く
「ここに行くと“6+6+6”になるなあ。」

意味)中高一貫校に通っているため小学校+中高+大学=6+6+6

何もこんなところで数合わせする必要はないのですが、この「6+6+6」のフレーズがことのほか気に入った様子です。

ただ、このカリキュラムのお陰もあるのか、この大学の就職率は国立の中でも上位に位置するようでその点は魅力ではあります。

結局、このぞろ目狙い(!)でプラス2年分の学費を工面することが出来るのか?という新たな悩みを抱えることになりました。どうしたものか。。。

ただ、オープンキャンパスに行ったからこそ、このプラス2年という情報も入手できたことは確かです。
こういった面からも、オープンキャンパスには保護者は付き添うべきと思います。

問題点は早めに分かった方が対応も取りやすいですし。
私からの教訓です(少し涙目)。

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