食中毒と有給と自分の価値と。

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不覚にも家族全員食中毒になってしまいました。
全員同じタイミングで発熱や腹痛がでて、下痢、嘔吐まで全く症状が同じなので間違いありません。
恐らく外食したときに何かやばいものがあったのでしょう。
久しぶりの外食だったのに。。。くっそ、あの焼き肉屋!

全員入院するまでは至らなかったのですが、自宅安静が必要ということで、会社や学校を休む羽目に陥ってしまいました。
私も会社の有給を2日程取らざるを得ませんでした。

休暇をとることはやぶさかではないのですが、病気で有給消化は想定外、非常に残念です。
その2日間もゆっくりする事はできず、ほぼトイレで過ごすような状況でしたので悔しさもひとしおです。

とにかく休んで体調の回復を図り、ようやく会社に復帰したのが昨日のことです。
若干ふらつきながらも出社した訳ですが、その時の会社の同僚の反応が想像と少し違いました。

普通は会社で顔を合わせると
「大丈夫ですか?」とか「何を食ったんですか?」
という会話になると思います。

ですが、今回の最初に飛んできた会話は
「来てくれたんですね。」
これでした。
少し違和感を感じながらも
「ようやく体調も戻ったので」などと対応したのですが、このセリフを聞いた相手の反応にさらに違和感が深まります。

「え、本当に病気だったんですか?」

意味が分かりません。
そこでもう少し話をしてみてようやく理解でしました。
どうも私が仮病を使って転職を目論んでいると勘違いしていたようです。
急に転職先の面接が入って病気と偽ったと。。。

聞けばそんなケースが結構あるそうです。
大企業から転職してきた人は、どうも中小企業の環境に慣れず、ふいに会社からいなくなってしまうそうです。
「しばらく休んでるな~」と思っていると「ああ、あの人は辞めたよ」というケースがしょっちゅうだそう。

それで私もそのケースではないかと思い最初のセリフ「来てくれたんですね。」になったそうです。

あんまり心配そうだったので
「そんなに心配してくれるんなら、もうしばらくは来るよ」
…と、少し毒入りの返事をしておきました。

ですが後になってふと、心配してくれるということは多少、辞められると困ると思ってくれているのかな?と少しうれしくなりました。

大企業から中小企業への転職でなじめずに再転職という話はよくあるとは言うものの、私もこちらにお世話になって早3年。
ここまで来たらそう簡単には辞めることはないと思っています。

しかも、他の社員からもある程度受け入れられているのであれば、なおさらです。
今回、食中毒にかかったのはつらかったのですが、このような形で自分の位置づけが分かったのは良かったと思います。

これでしばらくは頑張れそうです。

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