働き方改革という単語が最近よく聞かれます。
長時間労働が特に問題視されているようです。
その時によく言われるのが、日本人の労働時間です。
世界各国のランキングで日本は15位とアメリカより労働時間は短いそうです。
少し興味が出てきましたので、日本とアメリカの年間労働時間について過去からのデータを調べてみました。
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比較の結果は下の表のとおりです。
出典:労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2016」
これを見ると元々日本の方が労働時間は長かったのですが、10年ほど前に逆転し、今では日本の方が短くなっています。
なるほど、なかなか興味深い。
ただ、平均労働時間をみても今一つピンときません。やはり、自分が実際どうなのかが気になるところです。
そこで、私の労働時間について確認しました。
現在私が勤めている会社の所定休日日数は年間116日です。
これに加えて2016年は有給休暇を10日消化しています。
ですので年間休日はトータルで127日となります。
これから逆算すると年間の労働日数は239日です。
今の会社は1日の労働時間が8時間。
残業はほぼしていませんので単純に労働日数×8時間で計算してみます。
その結果は「1912時間」となりました。
アメリカどころか日本の20年前より労働時間が長い。。。
私の会社は中小企業ではありますが、印象としては比較的恵まれていると感じていましたので少し意外です。
一緒に早期退職した「早退同期」などは、私より休日が少なくしかも月50時間以上の残業は普通にしているそうです。
これからしてみると本当に平均労働時間の統計は間違いないのか少し疑ってしまうような結果でした。
これからしてみると本当に平均労働時間の統計は間違いないのか少し疑ってしまうような結果でした。
こうなると転職前の労働時間はどうだったのかが気になって来ます。
何しろ待遇では恵まれているはずの大手企業です。
そこで記憶を呼び起こしながら計算してみました。
前の会社では年間休日126日、有給休暇の消化が12日だったと思うので138日の休日。
労働日数は227日です。
1日の労働時間は少し短くて7時間45分、ただし月10時間ほど残業していましたので年間でプラス120時間。
それらの数字を使って計算してみます。
227日×7.75時間+残業120時間=1879.25
約1879時間との結果です。
うーん、これでも統計より労働時間が長い結果です。
統計が間違っているのか、私が働き過ぎているのか、はたまた極端に労働時間が少ない特権階級みたいな方々がいるのか。
労働時間が短ければ良いってものでは無いでしょうが、現実との乖離に少し衝撃を食らいました。
以上のように謎が深まった労働時間の振り返りではありましたが、とりあえずもっと有給休暇は消化しよう。
それだけは決意したいとおもいます。
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