いよいよ夏本番です。とにかく「暑い」という言葉しかありません。
私が子供の頃より今のほうが相当暑いような気がします。
こう暑いとそろそろ、子どもたちから「エアコン導入」の声が出そうな予感がします。
我が家の高校生になる子どもたちは、比較的自宅で勉強をする方だと思います。
勉強しろと言わなくても結構机に向かっています。
そうなると必然的に「暑くて勉強に集中できない」というもっともな理由でエアコンを付けて欲しいと、せがんできそうです。
今年は我慢させたとしても来年からは大学受験も睨んで導入やむ無しか。。。
そこで、気が早いですが一体いくら位かかるのか?そしてエアコン選びの際に省エネ性能は重視すべきなのか考えてみました。
エアコンに限らず最近の家電製品は省エネ性能を競っています。
世の中の流れも長く使うものだから少し高価でも性能の高いものを買うべきとよく言われます。
実際そうでしょうか。
確かに環境面を考えると省エネ性能が高いほうが良いかもしれません。
ですが、コスト面で考えてみるとどうなのか。我が家の使い方で考えてみます。
手元に家電量販店のチラシがあります。手っ取り早くここに乗っている製品で比較してみました。
近頃の家電製品は「省エネ基準」というものがあります。
基本的にはその基準を満たしていない製品は売りにくい状況でしょう。
チラシの製品を見ると最低でも省エネ達成率は100%となっています。
同じチラシに載っている省エネ性能がそこそこのもので115%。
子供部屋は6畳です。6畳用で比較してみると
①省エネ性能100%:52,800円(工事費込み、税別)
②省エネ性能115%:74,800円(工事費込み、税別)
でした。
差額2万円です。
チラシには年間の電気代について目安が載っています。
あくまでも目安ですが比較してみます。
①20,500円
②17,800円
電気代の差は年間で2,700円です。
ということは元をとるのに7.4年かかることになります。
実際は冬場の暖房には使わないと思いますので、夏場のみの使用だと考えるともっと長期間かかるでしょう。
とっくに子どもたちは独立しているはずです。(独立していないと逆に困る)
「少し価格は高いですが、長い目で見ると結局お得ですよ」とセールストークされますが、どれだけ長い目で見ないと行けないのか。。。
私は省エネに2万円は出せません。
ということで、私が子供用に今購入するのであれば①の価格の安い方を選ぶと思います。
もちろん値切りに値切って価格差がほとんど無くなるようであればその限りではないですが。
環境のことも少しは考えろというご意見もあるかと思います。
そこは設定温度を高めにするなど使い方でカバーすれば良いのではないかと考えています。
エアコンに限りませんが、省エネを謳う製品についてはこの点を考えながら選択したいと思います。
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