よくCMで宣伝しているジェネリック医薬品。
簡単に言えば特許切れした医薬品を開発したメーカー以外が製造・販売するというものです。
開発費がかかっていないので開発したメーカーより安価に提供できるというのが最大の売りです。
家族がアレルギーで年中薬なしでは素押せなかったり、私自身も持病で年中服薬をしていますので、ジェネリック医薬品には興味を持っていました。
ところが意外に病院で相談するのに勇気がいります。
私の場合も診察の時にジェネリックという言葉を出すのに勇気がいりました。
(もう数年前の話ですが。。。)
やり取りはこんな感じです。
問診を終えて。。。
先生 「じゃあ、いつもの通りお薬を出しておきますね。」
私 「。。。先生、最近ジェネリックというものがあるそうなんですが、この薬も替えられませんか?」
先生 「うーん、ジェネリックですか。。。この薬自体そんなに高いものではないので替えてもあまり変わらないですよ」
私 「そうですか」
実はあらかじめインターネットでこの薬のジェネリック品があることは調べていました。ただ、どのくらい安くなるのかは良く判りませんでした。
先生からあまり価格が変わらないと言われ、それなら本家本元の薬の方が安心かなと思い、そのまま替えずに服用を続けていました。(当時は処方箋に医師の承認が無ければ、ジェネリックに変更できませんでしたので)
それが、あるとき制度が変ったようです。薬剤師と相談の上、医師の承諾が無くても変更できるようになったようです。
いつものように薬局に処方箋を持っていくと、薬剤師の方から「ジェネリックには抵抗ありませんか?」との質問がありました。
一度試してみたいと答えると、同じ成分、製法で作られたジェネリック医薬品を出してもらえました。
1か月分で1000円ほどしていたものが700円ほどになりました。
差額300円です。年間で考えると3600円になります。
実際にこのジェネリックに替えてみましたが、効果は変わりません。その後ずっとジェネリックで服薬を続けています。
CMでは勇気を出してお医者様に相談してくださいと言っていますが(ジェネリック製薬会社のCMですからそりゃそうですね)、肝心の医師は変化を嫌うのか結構嫌がる方も多いようです。
そこで、否定されると患者としては結構答えます。言わなきゃよかったと。。。
今は薬剤師さんと相談できるようになりましたので、以前より話をしやすくなったと思います。
長期間服用しているお薬なら節約効果もばかになりませんので、是非相談してみてはいかがでしょうか。
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