私、tobiuoは来年には60歳の還暦を迎えるいわゆるアラ還です。
還暦と言えば赤いちゃんちゃんこを着て孫たちに囲まれて記念撮影というシーンが目に浮かびます。
人生ひと段落。残りの人生をのんびりおう歌していくイメージ。
。。。ですが、現実は厳しくまだまだ働けという声が。。。
定年60歳、雇用延長は65歳まで。。。我が社の場合
日本で働いている会社員には基本的に定年というものがあります。
今は60歳定年という会社が多いのではないでしょうか。
ですが、残念ながら年金は65歳からの支給です。
無収入となるこの空白の5年間ですが霞を食べるなんていう仙人のようなことは出来ません。
食っていくためには何らかの収入源を確保しなければなりません。
で、会社として用意されているのが雇用延長制度。
これは我が社にもあります。
この制度を利用すれば65歳まで雇用を延長してもらえます。
ただし、待遇はそれまでと比べると劣ります。
基本給は結構下がりますので今までの調子で散財は出来なくなります。
ところで私はどうかというと実は来年60歳を迎えます。
気持ち的には赤いちゃんちゃんこを着つつ、孫を抱っこしたいところですが、引退するには資産的に少し心もとない。。。そもそも孫はいないので抱っこしようがない。
ということで雇用延長はやむなしかなあ。。。でも働きたくないなあ。
定年を機に役員も退き嘱託で週3日くらいの出勤だと楽かなあ。
なんて事を考えていると、社長からある相談を受けました。
ちなみに、私は役員なので定年はないのでは?と思われがちですが「使用人兼務役員」なので微妙なところです。個人的には使用人部分が大きいので定年対象だと思っています。
雇用再延長の検討開始
社長からの相談はさらなる雇用延長を考えていて、どんな制度を作れば良いのか検討をしてほしいとのことです。
①定年を65歳として雇用延長を70歳までとまるごと5年ずらす。
②定年は60歳のままで雇用延長を5年延ばして70歳までとする。
③①②いずれかでそもそも雇用延長の上限を無くす。(希望すればいつまでも働くことが出来る)
この3パターンでどれが一番良いか方向性を出してほしいとのこと。
もちろん社員の意見も聞く必要があります。
現在社員は40数名。その内で定年間近な50代は私を含めて3名ほどです。
我が社の社員たちはどう思っているのでしょうか。
メリットとデメリット
これらの雇用延長策ですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
まず定年が65歳になるということは65歳までフルタイム勤務になるということです。
現状の雇用延長している先輩社員を見てもうすぐ時短勤務できると思っていた社員はいきなりゴールが動いてモチベーションが落ちるかもしれません。
その代わり5年間追加で定年が伸びますので退職金は5年分上乗せされることになり、雇用延長よりは金銭面では有利になります。
基本給も雇用延長の場合ほど大きく減ることはありません。
そして年金が65歳から支給という事を考えると収入面では65歳定年の方が安心感があります。
対して60歳定年のままで雇用延長期間を5年伸ばす場合、時短勤務など働き方にある程度自由度が得られるというメリットはありますが金銭面では見劣りすることは避けられません。
体力面をとるか金銭面を取るか。特に交代勤務をしている社員は体力面での懸念があるように思います。
。。。結果は定年を65歳にしてもらいたい。それまでみんな頑張るそうです。
やはり金銭面で不安を抱えているようで体力が落ちる分については気力でカバーするとのことでした。
やっぱり普通に働いているサラリーマンは65歳まで働くしか無いという事ですね。
私自身は働きたくないなあ。。。でも
そういう訳で社長には65歳に定年を伸ばし、雇用延長は65歳から70歳までにするという変更案をお勧めしました。
早速社内の規定を変更するために動くそうです。
規定変更は来年度。
ということは私は定年が先延ばしになる模様。
思えば私が社会に出た当時は定年は55歳でした。
それが60歳になり、自分がその年にようやくたどり着いたと思うタイミングでさらにゴールポストが動いてしまうという。しかも5年も。
なんかしんどいです。
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