ソーシャルレンディングの複利効果を得るための手間が面倒かも。

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私が実行している資産運用の中で意外に手がかかるものとしてソーシャルレンディング(SL)があります。

 

SLについてはクラウドクレジットが提供するファンドに投資を行っているのですが、ファンドの運用期間が短いもので7ヶ月、最長3年程度で満期を迎えてしまいます。

 

複利効果を得るためには長期間投資を継続しなければいけないのですが、SLの場合満期になれば分配金として元本・利益ともに返還されてしまいます。

 

この償還されてしまったお金はそのまま放っておくとどうにもなりません。ただただ遊んでいるだけになります。

 

そこで、ひと手間かけて再投資という作業を行う必要がでてきます。

 

この時簡単なのは、同じようなファンドに投資するという方法です。これなら自ら実績も確認できていますのでそれほど考える必要はありません。
ところがこの点でも結構悩んでしまう事になります。

 

私が投資しているクラウドクレジットの場合ですと、同じ投資先のファンドでは募集回数を重ねるごとに期待利回りが低くなってきている状況です。
実績が出れば出るほど信用力が増して利率が下がるという状況。

 

このような投資先は安心ではあるのですが、さすがに期待利回りが年率換算で5%を割るようになってくると考えものです。
インデックスタイプの投資信託でも年率5%なら期待できると思います。
運用時のリスクを考えると同じ利回りがだとSLはどうだろう?となります。投資信託の方が楽ですし。

 

で、この5月も無事償還されたファンドがありましたので再投資を考えたのですが、無条件で同じファンドもどうなのかと悩みました。

 

結局、今回が最後かもと考えつつ、過去実績充分のファンドに投資することにしたのですが、資金の一部、本当に少しだけですが新しいファンドにも投資してみることにしました。
とはいえ1万円だけですが。

 

この1万円を投じたファンドですが「メキシコ女性起業家支援ファンド1号」というものです。1号なので、今回の募集が初めてという事になります。

 

運用期間は25カ月と比較的長くその期待利回りは7.3%です。
最低投資金額の1万円を投資すると満期時に1,540円(税込み)の運用益が予定されているファンドです。

 

このファンドはメキシコでの女性起業家への貸し付けに注力したファンドとの事です。
どんな人たちに貸し付けをするのか?についてはクラウドクレジットのホームページに「資金の借り手」のストーリが載っていました。

 

クラウドクレジットホームページからの引用
資金の借り手のストーリー
イザベルさんは2013年よりK社から借入を開始し、アレブリヘス(※)というオアハカの民芸品の製造販売のビジネスを始めました。(※アレブリヘスとはメキシコ南部のオアハカ州で作られている空想の動物をかたどった木彫りのアートのことです。)

 

イザベルさんは二人の子供と夫と暮らしており、夫のフェルナンデスさんはイザベルさんが装飾するために木を彫るなど彼女の事業をサポートしています。

 

当初は3,000ペソ(日本円で約16,800円)からK社で借入を始めましたが、イザベルさんが熟練した技術を持つ勤勉な人物であると評価されたことから、現在では12,000ペソ(日本円で約67,200円)の借入枠を持つようになりました。

 

イザベルさんはK社からの借入をもとに、自宅に小さなお店を開業し、商品を販売しています。K社から借入をしたことにより、事業を始めることができ、また生活の質の向上を目指すことができるようになりました。
このように借り手のイメージもざっくりと出来ましたので、少額でのお試しならやっても良いかなと考えて実行しました。

 

今回はこういった感じで少し悩みながらも何とか償還金の再投資を行うことが出来ました。
引き続き来月以降も順次ファンドが償還されてくる予定ですので、その都度次の投資案件をどれにするのかという検討をほぼ毎月繰り返すことになります。

 

最近は期待利回りの高い案件は早めに満額成立となってしまいますので、募集開始からでは考える時間も少なくなってきています。
これからはバタバタしない様にSLについても投資方針をきっちり決めておかないといけないなあ。と少し億劫になってきています。

 

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